
梅雨明けの京都と、夏の訪れ
今年の京都は例年より早い梅雨明けを迎え、いよいよ本格的な夏がやってきました。
街の中心部では祇園祭の鉾建てが始まり、コンチキチンという祇園囃子の音色が響き渡っています。この熱気と厳しい暑さを感じると、「京都の夏が来たな」と実感します。
外はうだるような猛暑ですが、せめておうちの中では涼やかに、そして夜はぐっすりと心地よく眠りたいものですよね。
古くから厳しい夏と向き合ってきた京都には、視覚から涼を呼び込み、身体の冷えを防ぎながら快適に過ごすための「暮らしの知恵」が息づいています。
今回は、猛暑の昼も夜も快適に過ごすための、洛中高岡屋のおすすめアイテムをご紹介します。
風の通り道を作り、視覚から「涼」を呼ぶ
京都の町家では、夏になると建具を替え、のれんや簾(すだれ)を掛けて日差しを和らげる「夏のしつらえ」を行います。 お部屋に涼やかな風と影を落としてくれるのが、洛中高岡屋の「のれん」です。
職人が刷毛を使って丁寧に染め上げる「引き染め」ののれんは、美しいグラデーションや奥深い色合いが魅力。空間をゆるやかに仕切りながらも風通しを妨げず、エアコンの冷気を逃がしにくくする効果も期待できます。
一枚掛けるだけで、お部屋の雰囲気がぐっと涼しげな「京都の夏」に変わります。
クーラーの冷えと寝苦しさを解決する「ちょうどいい」お布団
そして、夏のお悩みで最も多いのが「夜の睡眠」です。
「暑くて寝苦しいけれど、クーラーをつけると明け方にお腹や足元が冷えてしまう…」
そんな経験はありませんか?
そこでおすすめしたいのが、昔ながらの知恵が詰まった「八分の五夏ふとん」です。
通常の掛け布団の約5/8という絶妙なサイズ感。
縦にも横にも使えるため、「お腹周りはしっかり温めて守りつつ、手足は出して熱を逃がす」という、夏の夜に一番快適な掛け方ができるのが特徴です。
肌に張り付かない「クレスポ」
さらに快適な眠りをサポートするのが、こだわりの生地「クレスポ(しぼ織)」。
生地表面の独特なデコボコ(シボ)が、汗による肌への張り付きを防ぎ、サラッとした心地よい風合いを保ちます。
■ まとめ
厳しい暑さが続くこれからの季節。
お昼間は「のれん」で涼やかな風情を楽しみ、夜は「八分の五夏ふとん」で心地よい眠りにつく。そんな京都らしい夏の過ごし方を、ぜひご自宅に取り入れてみませんか。
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