
心惹かれる、麻。
「麻って、なんか、いいですよね」
当社のショールームを訪れるお客さまが、よく口にされる言葉。
シャリっとした清涼感のある肌ざわり。
通気性がよく、身体の熱も逃がしてくれるうれしい力。
今も昔も、暮らしに寄り添ってきた天然素材・麻。
優れた機能性はもとより、その美しさもまた、私たちの心を惹きつけます。

麻の生地が出来るまで
洛中高岡屋でお座布団などに使う本麻は、麻の茎を割いて作られる、生平 (きびら) と呼ばれる生地を使用しています。
麻の繊維を感じられる、しっかりとしたハリのある生地。
手間ひまかけて、つくられています。
原料となるのは、たくさんのたくさんの麻の茎。
刈り取った麻の茎は、1〜2昼夜水に浸し、やわらかくして、表面の不要な部分を取り除きます。その後、水で洗って乾燥させ、細かく裂き、つなぎ合わせていきます。
そうして織りあげたのが麻生平。
独特のしっかりとしたシャリ感で、肌にまとわりつかず、ひんやりした心地よい肌ざわりです。

麻の茎の外側の組織や日に当たる部分は濃い色に、その他は淡い色に仕上がります。
織り上がった生平には、こうした自然由来の濃淡が生まれ、素朴で奥行きのある風合いが楽しめます。
「007. 鳥の子」の本麻は、この自然な生成り色をそのまま楽しめる生地です。
この「007. 鳥の子」をベースに、洛中高岡屋オリジナルの美しい色に染めていきます。
麻の個性を、染め上げる

洛中高岡屋の麻生地は、その豊富なカラーバリエーションも魅力。
全て、オリジナルで染め上げていただいています。
染めの工程には、天然素材ならではの難しさがあります。
同じ配合で染めても、全く同じようには染め上がりません。
その生地、その麻の個性が、染めの仕上がりに現れるからです。
同じ「色番」でも、生地が違えば、色味や趣も微妙に異なります。
それは、天然素材が持つ、美しい揺らぎ。
そんな個性も、楽しんでいただけたら嬉しいです。
お色は現在17種類。
詳しくは、生地見本帳からもご覧いただけます。
熟練の技が光る「引き染め」の美しさ

同じ麻生平を使った、異なる趣をもつ生地 ―「引き染め(ひきぞめ)」。
「引き染め」とは、染料液を含ませた刷毛で、生地の表面に染めを引いていく技法です。

刷毛の動きと染料の分量を繊細に調整しながら、均一に、時にぼかしをつけて。
職人の手で一枚一枚、丁寧に染め上げられます。
そうしてできた生地は、同じものが二つとない唯一無二の表情をもちます。
上品な佇まいと、奥行きある清涼感を感じさせてくれます。
洛中高岡屋 本麻の世界
こだわりの麻生地を使って、洛中高岡屋の職人たちが丁寧に仕立てた「くつろぎの道具」。
麻の美しさ、心地よさはもちろん、使う方を想った職人の細やかな気配りが、あなたのくらしにそっと寄り添います。ぜひ、心惹かれる寛具を探してみてください。
* 無料で生地サンプルもご用意いたします。ぜひご利用ください。
* ご相談やお困りごとは、プランナーまでお気軽にお問い合わせください。



















